氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。
法学部政治学科4年の岩野翔吾です。
10月に入り、少しずつ秋らしい気候になってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
大学生活最後の秋を迎え、最近は「最後」という言葉を耳にする機会が増えました。
最後の夏大会。
最後の夏合宿。
最後の秋リーグ。
そして、最後のシーズン。
これまで何気なく過ごしてきた時間が、一つずつ「最後」に変わっていくことを実感しています。
今回の氷上奮闘記は、私にとって最後から2回目になります。これまでの4年間を振り返りながら、4年生として残された時間をどのように過ごしたいのかを書かせていただきます。
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
私が立教大学に入学した頃は、今よりも小さなチームでした。そこから4年間を過ごす中で、部員が増え、後輩が増え、チームの雰囲気も少しずつ変わっていきました。もちろん、すべてが順調だったわけではありません。チームの中で意見が合わず、うまくいかないこともありました。それでも、そうした経験があったからこそ、今の自分があると思っています。
大学4年間で、自分が一番変わったと感じるのは、人との向き合い方です。
これまでは「自分が何を考えているか」を整理することが多かったですが、大学でチームメイトや後輩と関わる中で、「相手がどう思っているのかを聞く」ことを意識するようになりました。その経験を通して、チームを良くするためには、自分の考えを伝えるだけではなく、相手の考えを知り、互いに理解することが大切なのだと学びました。
そんな4年間を過ごしてきたからこそ、今、一番大切にしたいと思っているのが、同期をはじめとするチームメイトと一緒にプレーできる時間です。
入学した頃は、4年生になった自分たちがどんなチームになっているのか、全く想像していませんでした。振り返ってみると、同期とは本当にたくさんの時間を過ごしてきました。練習でうまくいかず悩んだ時も、試合に負けて悔しかった時も、チームのことで意見がぶつかった時もありました。一方で、くだらないことで笑ったり、練習後に長く話したり、遠征先で一緒に過ごしたり。そんな何気ない時間も含めて、今の自分にとっては大切な4年間です。だからこそ、残されたシーズンは、同期と一緒にやり切りたいと思っています。誰かに任せるのではなく、一人一人が自分にできることを考え、全員でチームをつくっていきたいです。
目標としている1部Aグループへの昇格に向けて、自分自身も最後まで成長し続けたいと思っています。ただ、それと同じくらい、このメンバーでアイスホッケーができることも大切にしたいです。試合に勝った時には全員で喜び、うまくいかない時には支え合う。そして、最後まで全員がチームのことを考えて戦いたいと思っています。
4年間一緒にやってきたからこそ、最後には誰か一人が頑張ったのではなく、「全員でやり切った」と思えるシーズンにしたいです。
今年、私たちは「一流」という言葉を掲げて活動しています。
「一流」と聞くと、技術が高いことや、試合で結果を残すことをイメージするかもしれません。もちろん、それも一流の一つだと思います。ただ、4年生になった今、私が思う「一流」は、それだけではありません。
自分の役割に責任を持つこと。
苦しい時に逃げないこと。
仲間のために動くこと。
そして、最後までチームのために努力し続けること。
こうしたことも、一流のチームには必要なのだと思います。だからこそ、残された時間は、自分自身のためだけではなく、同期のため、後輩のため、そしてこのチームのために使いたいと思っています。一人一人が自分の役割を果たし、周りのために行動する。その積み重ねが、一流のチームにつながっていくのだと思います。
そして、私たち4年生にとって、もう一つ大きな意味を持つのが「100周年」です。
立教大学体育会アイスホッケー部は、来年、創部100周年を迎えます。
私たちが入学した時には、100周年ということをここまで意識していなかったかもしれません。それでも、4年間このチームで活動してきた今、改めて考えると、自分たちは100周年を迎える直前の代として、このチームに関わってきたのだと感じます。
1927年から続いてきた立教のアイスホッケーには、これまで数え切れないほど多くの先輩方がいて、その一人一人がチームをつないできました。
私たちが普段当たり前のように練習をして、試合に出て、立教のユニフォームを着られているのも、これまでこのチームを支えてきた方々がいたからこそだと思います。そう考えると、私たち4年生の一年も、長い歴史の中の一つの代に過ぎないのかもしれません。それでも、その一つの代だからこそ、自分たちにできることがあると思っています。
私たちが引退した次の年、後輩たちは100周年という大きな節目を迎えます。だからこそ、自分たちがこの一年で残すものは、試合の結果だけではないと思っています。
練習への向き合い方。
チームへの関わり方。
仲間を大切にする姿勢。
そうしたものを後輩たちにつないでいくことも、4年生としての役割だと思っています。
自分たちが先輩方から受け取ったものを、今度は後輩たちに渡していく。その積み重ねが、これからの立教のアイスホッケーにつながっていくのだと思います。
そう考えると、残された時間に対する責任を改めて感じます。
そして、後輩たちには、自分たちが本気でアイスホッケーを楽しみ、悩みながらも最後までやり切った姿を見せたいと思っています。
シーズンが終わった時に、同期と「4年間やってきてよかった」と言えること。
そして後輩たちに「この代と一緒にやれてよかった」と思ってもらえること。
それが、今の自分にとって一番大切にしたいことです。
大学4年間を振り返ると、本当にいろいろなことがありました。うまくいかなかったことも、悔しかったこともたくさんあります。それでも、立教でアイスホッケーを続けてきてよかったと思っています。このチームに入ったからこそ出会えた仲間がいて、このチームだったからこそ経験できたことがありました。
特に、4年間を一緒に過ごしてきた同期には感謝しています。自分一人では、ここまで続けてこられなかったと思います。だからこそ、同期全員で「やり切った」と思えるシーズンにしたいです。結果がどうなるかはまだ分かりませんが、それでも同期と一緒に悩んで、一緒に努力して、最後まで立教らしく戦いたいと思います。
そして、これまで先輩方から受け取ってきた立教のアイスホッケーを、次の世代へ渡していくためにも、まずは自分たちの最後のシーズンを、自分たちらしくやり切りたいと思います。
最後になりますが、日頃から私たちの活動を支えてくださっている監督、コーチ、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして応援してくださるすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
これまで先輩方がつないできてくださった思いを、今度は自分たちが結果という形でつなげられるように、1部Aグループへの昇格を目指して、最後までチーム全員で戦い抜きたいと思います。
残りのシーズンも、立教大学体育会アイスホッケー部への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。