氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科4年の池田橘平です。
9月も後半に入りましたが、厳しい暑さに加え、大雨や台風など不安定な天候が続いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目でもありますので、体調にはくれぐれもお気をつけください。
私は先日、大学の友人たちと日本一高い山である富士山に登りました。山頂に近づくにつれて足が重くなり、何度も立ち止まりましたが、友人たちと励まし合いながら一歩ずつ進み、最後まで登り切ることができました。山頂から見た景色と、登り切った時の達成感は今でも忘れられません。大学生活最後の夏の良き思い出となりました。
余談はさておき、現在私たちは秋季リーグ戦のファーストラウンドを戦っています。私にとっては大学生活最後の秋リーグであり、主将として迎える最初で最後のリーグ戦です。
今回は主将としてこの1年間取り組んできたことと、立教がこれから目指す姿について書きたいと思います。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
私が1年生だった頃と比べると、立教は大きく変わりました。当時は18人ほどだったプレーヤーも、今では30人規模となり、気概のある後輩たちがチームに活気を与えてくれています。
指導体制も年々充実し、監督・コーチ陣や学生アナリストをはじめ、多くの方々が立教アイスホッケー部に熱量を注いでくださっています。そして主将となってOB・OGの皆様と関わる中で、私たちが当たり前のように活動できている環境は、多くの方々の支えがあってこそだと改めて気づきました。
今の立教には1部Aグループへの昇格を目指すことのできる選手と環境がそろっています。
私は入部した時から毎年「今年こそ昇格する」という思いで戦ってきました。上野先輩、久保先輩、鈴木先輩をはじめ、1年生の頃から背中を見てきた先輩方が努力を積み重ねてくださったことで、立教は少しずつ順位を上げ、昨年度は1部Bグループ1位という結果を残しました。この流れを今年こそ1部Aグループ昇格という結果につなげたい。それが先輩方や立教を支えてくださる皆様への一番の恩返しだと考えています。
そのために、私は今年度、部員との対話を増やすことを大切にしてきました。一方的に考えを伝えるのではなく、一人一人がチームについてどのように考えているのかを聞き、互いの考えを共有する。また、班ごとの役割とルールを整理して代表者を立て、部員一人一人がチーム運営に関わる形をつくりました。主将の役割は、全員に細かく指示を出すことではなく、チームが目指す方向を示し、一人一人が自分で考えて動ける環境をつくることだと考えているからです。
そして、1部Aグループへの昇格を目指すチームとして必要なことは、言いづらいことであっても、まずは自分が行動で示した上で、自分の言葉で伝えるよう心がけてきました。
今年度私たちは「一流」というスローガンを掲げています。
私の考える一流とは、常に高い基準を持ち、その基準に近づくために努力し続けることです。それは競技力だけでなく、日々の練習に取り組む姿勢や試合に向けた準備、チーム内での言動まで含めたものだと考えています。
アイスホッケーでは、1セット目、2セット目、3セット目、PP、PKなど、立場によって求められる役割が異なります。自分がやりたいプレーだけを優先するのではなく、今、チームのために何をするべきかを考え、任された役割を最後までやり切る。年度初めに伝えた「主語は立教」という考え方もここにつながっています。
試合に出ていない時にも、チームのためにできることがあります。ベンチやスタンドから必死に声を出し、氷上で戦う仲間を後押しする。スタッフは選手が全力で戦える環境をつくる。そして、人に見られていない時にも努力と準備を続ける。
一人一人の姿勢が仲間に良い影響を与え、良きライバルとして切磋琢磨することで、チーム全体の基準は高まっていきます。その力を1部Aグループ昇格という一つの目標へ向け、いつか試合を見た方や立教を支えてくださる方々から「立教は一流のチームだ」と思っていただけるチームになりたいと考えています。
この半年間で同期一人一人のチームに対する思いも、これまで以上に強くなったと感じています。氷上でチームを引っ張る者、練習や試合の環境を整える者、後輩に働きかける者と、同期7人それぞれ立場は違いますが、「自分たちの代で1部Aグループへ昇格したい」という思いは一つです。
だからこそ、最後は4年生全員で後輩たちを引っ張り、1部Aグループへの昇格を果たしたい。そして、「この同期で立教の4年間を締めくくることができてよかった」と胸を張って言えるシーズンにしたいです。
立教大学体育会アイスホッケー部は、99代にわたって先輩方がつないできたチームであり、来年度には創部100周年という大きな節目を迎えます。立教にとって1部Aグループ昇格はゴールではありません。1部Aグループへ昇格し、そこで戦い続け、その先にある日本一を本気で目指す。かつての古豪立教を復活させることが、立教大学体育会アイスホッケー部の目指す頂だと考えています。
私たち4年生はその途中で卒業しますが、立教の歩みはこれからも続きます。後輩たちに残したいのは、1部Aグループという舞台だけではありません。昔から受け継がれてきた立教の良さと、一人一人がチームのために何が必要かを考え、自分から行動する「立教Spirit」も、次の世代へつないでいきたいです。
私は立教大学体育会アイスホッケー部が大好きです。
同じ仲間とアイスホッケーに本気で取り組める時間は残りわずかです。だからこそ、最後までアイスホッケーに夢中になり、本気で努力と準備を続け、良い結果を出して笑顔で引退したい。そしてシーズンが終わった時、部員全員に「このチームで戦えてよかった」と思ってもらえるチームにしたいです。
富士山では、足が止まりそうになった時も仲間と声をかけ合い、一歩ずつ進んだ先に日本一高い山の頂からの景色が待っていました。アイスホッケーも同じだと思います。目標に近づくほど道は険しくなりますが、仲間と支え合いながら一歩ずつ前へ進んだ先にしか見ることのできない景色があります。そしていつか、立教大学体育会アイスホッケー部がアイスホッケーで日本一の頂に立つ姿を見たいと思っています。
その頂へ続く道を切り開くことが私たちの代の役目だと考えています。先輩方から受け継いできた思いと、私たちが積み上げてきたものを、後輩たちには一緒に日本一の頂まで持っていってほしい。いつか立教が日本一になった時、私たちもOB・OGとして共にその頂に立ったような喜びを分かち合いたいです。
その未来へつなげるためにも、まずは私たちの代で必ず1部Aグループへの昇格を果たします。一試合一試合、一日一日を大切にし、4年生を中心にチーム一丸となって、誰にも負けない熱い思いを持って最後まで駆け抜けます。私は主将として、アイスホッケーと、チームと、仲間と、最後まで本気で向き合っていきます。
最後になりますが、日頃より私たちを支えてくださっている監督、コーチ、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして応援してくださる全ての皆様に、心より感謝申し上げます。先輩方がつないでくださったその思いを結果につなげられるよう、1部Aグループへの昇格を目指し、最後までチーム一丸となって戦います。
今後とも、立教大学体育会アイスホッケー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。