『あの日の続き』齊藤 悠(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経済学部経済政策学科3年の齊藤悠です。空の青さがまぶしい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は昨シーズンの秋リーグファイナルステージでの3連敗を、昨日のことのように覚えています。
特に大東文化大学戦の悔しさは、頭に焼き付いて離れません。自分の出番があと1、2回ほどしか残されていない試合終盤、1点ビハインドの状況で、得点力の高い同期FW2人とのセットでリンクに立つことになり、コーチから「点を獲ってこい。」と送り出されました。そんな中、味方から絶好のパスが届き、ノーマークでシュートを打てるチャンスが訪れました。しかし、1部Aグループ昇格を左右する一戦というプレッシャーに負け、ゴールを決めることができませんでした。そのまま試合終了のブザーが鳴り、敗戦。「自分のせいで負けた。」そう思いながら帰路についたことは、今でも忘れられません。普段は運や環境のせいにすることは好きではありません。しかし、この時ばかりは、そう思えた方が楽だったと思えるほど、自分の実力不足と勝負弱さを痛感しました。
昨年はこの試合だけでなく、チャンスをものにできない場面が何度もありました。そのたびに結果を求める気持ちが強くなり、自分自身にかけるプレッシャーも大きくなっていたと感じます。当時の自分には、とにかく自信がありませんでした。その日から、「自分はこれだけやったんだ。」と思えるくらい、何か一つに本気で取り組もうと決めました。残り2年間への不安を抱えながら、自分の大きな課題であるフィジカルを鍛えるべく、オフシーズンはウエイトトレーニングを欠かすことなく継続しました。
オフが明けた今春の合宿では、4セット目からのスタートでした。大学3年目にして初めて4セット目となり、悔しさや不安はありましたが、周りの方々の励ましもあり、前向きな気持ちで努力を続けることができました。春リーグは怪我もあり、最初の2試合のみの出場となりましたが、初戦の大東文化大学戦で勝利することができ、幸先の良いスタートを切ることができました。
冬を越えて振り返ると、あの日の悔しさや試行錯誤が、今の自分を支えているのだと感じます。自分の中で「あの日の続き」は、まだ終わっていません。残る夏大会、秋リーグ、そしてインカレでは、良い結果を皆さんにお見せできるよう全力で戦います。次は文面ではなく、リンクの上でお会いしましょう。
テスト勉強の合間に綴った拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

目次