『氷上奮闘記』栗原 大芽(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。法学部法学科4年の栗原大芽です。

先日、ヨーロッパ5か国を周遊し帰国しました。現役中は長期で海外に行く機会をなかなか持つことができなかったため、社会人生活が始まる前のこのタイミングで、旅を楽しんできました。

さて、最後の氷上奮闘記になりますので、簡単にアイスホッケー部での年間を振り返りたいと思います。
入部当初を思い返せば、「体育会に所属していることが将来にとってプラスになるのではないか」といった打算的な考えや、怠けがちな自分自身を律するためにも組織に身を置きたいという思いがありました。純粋に競技力向上のみを目指して入部したわけではなかった、というのが本音です。
の1年目、印象に残っているのは、試合直前の練習を寝過ごしてしまったときのことです。その時、当時4年生だった川上先輩と話す機会があり、それをきっかけに心を入れ替え、アイスホッケー部としっかり向き合おうと覚悟を決めました。川上先輩卒業の際に「あの時に大芽は変わったね」と声をかけていただいたこが、今でも印象に残っています。自分にとって、部活動に対する意識が大きく変わった一年だったと思います。
2年目は、最も競技に対して貪欲に、我武者羅に努力した1年でした。経験豊富な下級生が多く入部し、チームにも活気が出てきました。自分も何とか食らいつこうと、練習に打ち込んだ1年だったと思います。
3年目になると、所属するゼミの活動や就職活動に追われることが多くなり、純粋に競技を楽しむ時間が短くなりました。また、チーム内でも様々な課題に直面し、競技を楽しむ余裕はあまりない1年でした。
そして4年目。「愛されるチームを作りたい」という思いを胸に、同期とも多くの意見をぶつけ合いながら奮闘しました。
こうして振り返るとアイスホッケーだけに没頭できた時間は決して多くはなかったかもしれません。それでも、立教大学アイスホッケー部に入って本当によかったと思っています。おそらくそれは、最後まで続けたからこそ感じられる充実感と、チームメンバーとの多くの思い出があるからだと思います。

入部間もない新入生歓迎会で、大友監督がお話しくださった言葉を、現役中何度か思い出しました。「4年間続ける中で、他にやりたいことができたり、やめたくなったりすることもあるでしょう。でも、最後まで続けたときに得られるものが必ずあると思います。」当時は漠然と聞いていた言葉でしたが、今になってその意味を少し理解できたような気がしています。
今、自分が何か大きな成果を得たと胸を張って言えるわけではありません。しかし、4年間を共に過ごした仲間たちと同じタイミングで引退を迎え、「最後まで続けてよかった」と素直に思えていること。それが私にとっての答えなのだと思います。
全力を尽くせなかった瞬間もあったかもしれません。それでも、立教大学アイスホッケー部を最後までやり切ったという事実は、これからの自分を支えてくれるはずです。

最後に、監督・コーチの皆様、OBOGの皆様、先輩方、後輩たち、両親、そして支えてくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。
そして何より、4年間を共に過ごした5人の同期たち、本当にありがとう。
立教大学アイスホッケー部をやり切ったという自信を胸に、この部で築いたつながりを大切にしながら、これからも自分らしく頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

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